もうひとつの日露戦争 新発見・バルチック艦隊提督の手紙から (朝日選書)
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(2021/3/28 19:44時点)
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緊急事態宣言中に読書をしておりまして。
日露戦争の本に出会い、料理のことが色々出てくるわけですよ、バルチック艦隊の航海中の出来事。
サラッと書きますが、ロシアからアフリカ南端を回り、インド洋、シンガポール、そして日本海へ。
本を読んでいくと、ロシア人って美食なんだなって、捕虜になっても食事の不満がなんだかんだとありましたから。
西鉄グランドホテルのほぼ正面にあるお店。
1960年創業。
福岡の伝統といえば伝統ですね。
夜はいいお値段しますが、ランチはお手頃。
平日の13時過ぎに入りましたが、お店は結構賑わっておりました。
コロナ対策として比較的スペースを空けるような指示もあったのでしょう。
1人での入店でしたが、3人席へ案内してもらえました。
テーブルには帝政ロシア時代の宮廷料理について書いています。
だから日露戦争の捕虜になった人々も食についての要望が大きかったのかなと。
今回はBのつぼ焼きランチセットに。
きのこのつぼ焼き「グリバーミ」は私のお気に入りです。
まずはサラダから。
オリジナルドレッシングです。
甘みよりも酸味とか少し塩気とかのあるさっぱりしたドレッシング。
次はピロシキ。
ロシアのキャベツ漬けも付いている。
ピロシキはさっぱり、パン屋のように脂っこくはなく、中の具材がうまい。
そしてキャベツ漬けは塩気と酸味。
定番ボルシチ。
肉の甘味とトマトなどの酸味がうまい。
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そして熱々のクリチーバ。
表面のパンを崩すと茸のクリーム煮。
ふっくらのパンをつけて食べると更に美味しい。
最後に付けたロシアンティー。
以前食べに行ったときは
「寒さに耐えるために、身体を温めるためにといちごジャムを入れる」
と聞いたことがある。
一口目はものすごく甘い。
本当に甘い。
二口目からは意外にあっさりに感じちゃう。
後味もスッキリ。
不思議な感覚。
ロジェストヴェンスキー提督は日本海に向かうまでの家族への手紙に「ジャム」について書いてあったことも思い出す。
ロシアの人にとっては本当に色んな思いが詰まったものだと感じたのでありました。
ツンドラ
中央区大名2丁目7−11
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