知人からのすすめで熊本に素敵な鮨屋ができたそうで。
通町筋の電停から下通りのアーケードを通り、西銀座通りで右に曲がり、ファミマの上。
雨が降っていてもほとんど濡れないかな?
エレベーターで2階に上がります
エレベーターを降りると入口はシックな感じ。
中に入ると自然な明るめの店内にジャズ。
今回はおまかせ握り上コースに。
熊本の地酒でじっくりと呑みながら鮨を楽しみます。
先付けは生で食べられるレベルの鮮度の良いとうもろこしのの擦り流し。
大きな葉はわさびの葉で飾りだそうです。
生で食べられるレベルのとうもろこしは旬で香りがとても良く、強いけれどもきつくない。
甘みもしっかり。
4点の前菜
蛸の柔らか煮
甘いだしが染みています。本当に柔らかいです。
貝の煮付け
竹櫛でパクリ。これもとても柔らか。中から出てくる出汁もおいしい!
ズワイガニとカツオ出汁の煮凝り
蟹爪が豪快。爪は非常に肉もしっかりしているので、カツオ出汁のあっさりした後味で美味しく食べられます。
ズワイガニとモロヘイヤのお浸し
とても健康的な組み合わせ。タンパク質いっぱいのズワイガニと、野菜でも栄養価が高いモロヘイヤ。
ズワイガニとモロヘイヤがこんなに相性良いなんて。
イサキのつくり。
バーナーで軽く炙っています。
今が旬で美味しいと大将。
バーナーで軽く炙ることでうまく脂も落ち、身がしまってさっぱり食べられます。
中トロ。
赤酢の酸味とマッチ。
夏なので少し脂が落ちているのも魅力だとか。物足りなさ一切なし。
中トロがしっかりしている分、すずきはあっさり。少し落ち着かせてくれます。
今からが旬のすずき。口の中でふわっと甘みが出てきます。
肉厚のホタテ。
豪快です。
口の中でとろけちゃいます。
サワラの焼き物、黒七味醤油。
しっとり柔らかで甘みもあるサワラにちょっと七味。
良いアクセント!
豪快なとろたく、いくらと毛ガニが乗っています。
贅沢ですよ。
カニが強いですが、あとでトロなどの美味しさが。
海苔がうまい。海苔の香りがあるからこれがさらに生きる!
※海苔にうるさいので。
アオリイカ。
甘みいっぱい出てきます。
大将が「しっかり包丁入れていますから。」
プロがいれる包丁、なんでこんなに美味しくなるのだろう?不思議だ。
赤海老とズワイガニの握り。
これも偉い贅沢。
私は蟹の香りが先で後からふわっと優しい海老の香り。
エビが好きな方はエビの香りがグッと来るかも。
このバランスを取ってくれるのが赤酢の酢飯。
夏らしいウニそうめん。
ガラスの器が素敵、涼し気です。
中にはカニが。
ウニのまろやかさ、カニが良い塩気とともにアクセント。
出汁も甘みが増します。
贅沢なもののラッシュ。
大トロ。
脂が乗ってます。とろとろとろけていくのはこういう鮨屋じゃないと味わえません。
ウニの香りと甘み、海苔の香りとちょっとした風味が抜群の一品。
穴子はふっくら。
タレは今までのタレとは違うものです。
穴子の美味しいところをしっかり含んだものだそうです。
骨の髄まで穴子を楽しめます。
茶碗蒸しはカニといくら。
きれいです。宝石みたいです。
ちょっと固めに仕上げた卵の部分と柔らかく少し塩気のあるあんかけが面白い。
最後は干瓢巻き。
なんでこんなに落ち着くのだろう。
これも贅沢です。そして最高の海苔とともに。
「ものすごくふわっとしているので、カステラです」
と大将。フワフワ感はたまらない。
美味しいケーキ屋さんみたい。
あおさの赤だし、ちょっと甘めに下がっています。
最後は熊本産のフルーツトマトを使ったゼリー。
トマトの香りが心地よい。
大将から「酢飯の温度にも気をつけている」という話を聞きました。
酢飯の温度はとても大事だそうです。
美味しく食べられる、口の中がヒヤッとするとか、熱々で・・・というのが一切ない、美味しい鮨は様々な技術と酢飯の美味しさ、色々勉強になりました!
すし奏
熊本県熊本市中央区下通1丁目11−15 春雨堂ビル 2F
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