博多駅筑紫口の西日本シティ銀行の近くにできた鮨店。
鮨も美味しいし、すごい発見もあるから行ってみてとオススメいただきましたので行ってみることに。
今月は誕生月でもあるし、自身へのいたわりも兼ねて。
カラオケ屋さんの看板のところから入ります。
店内は落ち着いたジャズが流れます。
私が訪問した日はビジネスのお客さんが多かった模様。
個室もビジネスの方で埋まっていたようです。
カウンターから眺める店内。
日本酒とともに。
前菜が来ます。
特に真ん中の白身魚とくるみのタレのものがものすごく気になりまして。
中華風のピリ辛タレで食べます。
白身魚と中華のタレが偉いマッチするのに驚き。
その後は地鶏そうめん。
上に乗っているのは鴨のチャーシュー。
鴨好きなんで嬉しい!
鶏の出汁にそうめん、そして器の底に地鶏のほぐしたものが入っています。
「よくかき混ぜてどうぞ」
とありましたから、かき混ぜると地鶏。
しっとりした地鶏、少し甘めで鴨の香りがいいチャーシューは中華?
上品なそうめんです。
1番にクエ。
好物がすぐに出てきたのが嬉しい!!
カウンターの奥を見ると、茶色がかった見慣れないものがとても気になります。
なんだろう??
しまあじ、鮪の赤身と続きます。
づけはそこまで甘すぎず、鮪の赤身の美味しさが伝わります。
イカ。
お団子状に見えたのでなんでだろうと聞いてみました。
一般的に包丁を入れることで甘みが出るそうです。
丁寧に細切りをして、更にイカの甘味を出すようにしているそうです。
たしかに今までのものより甘みがすごくて食べやすかったです。
イカも潰れないように優しく形を整えて握るのも大切にされているそうです。
鮨屋に行くと毎度毎度新しく楽しい発見がありますが、ここでも嬉しい発見。
ワクワクします!!
ホタテもきれいに包丁が入っています。
食べやすさ、肉厚感を損なわないようにと工夫をされています。
2つに割ると食べにくいお店はありますが・・・
ここまで気を配ってくれるのはとても嬉しいです。
脂が乗っているけど後味が思った以上にさっぱりしている中トロ。
きのことベビーホタテの茶碗蒸し、干しエビのXO醤。
XO醤?
中華の食材で、前菜のことも聞きましたら、
「本店(東京赤坂)が中華」
と教えてもらい、
「中華との融合」
も大切にされているとか。
XO醤でも特にエビや干しエビの味などを感じてほしいということで、干しエビなどをメインになるようにしているそうです。
茶碗蒸しがこんなに変わるとは斬新。
干しエビが口の中で広がります。
このあとはイサキの炙り。
炙ったときの香りが本当にいい。
お客さんも結構いらっしゃるようなので、リズムよく握っていく板前さん。
いなせだねぇ
大トロ、本当にいいですねぇ。
程よい脂で脂っこくない大トロ、これはいい本マグロでしょうねぇ。
うっとりしてしまいます。
気になっていた茶色のものは赤海老の紹興酒漬けでした。
ビックリです。
身がちょっと締まり、紹興酒特有のちょっとした甘さなども加わって美味しい!!
中華との融合は素晴らしい。
好物の穴子は煮穴子を食べる直前で炙って香り付けをしてくれます。
いなせだねぇ。
鉄火巻は手巻きで。
ちなみにカウンターのお客さんのみ手巻きだそうです。
海苔の香りがとても良い。上品です。パリッとその瞬間しか味わえない食感も最高。
卵はふんわり~
テーブル席のお客さん向けの鉄火巻き。
さっさと巻いてカットします。
さすが!
きれいに揃ってます。気持ちいい~
アオサの赤だしで締め。九州の人向けに赤だしでも柔らかい感じに仕上がっています。
杏仁豆腐もすごかった。
柔らかい、なめらかで口どけの良い杏仁豆腐。
幸せ幸せ。
素敵な発見と、中華の融合が面白い鮨を楽しめました!
博多鮨桃の木
福岡市博多区博多駅東2丁目4−6 ハカタベビル 1F
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