オーナー1人で丁寧に料理をし、デザートまですべて対応されるお店が箱崎エリアにあると聞いていきました。
箱崎駅東口から徒歩15分くらい。
西鉄バス71番月見町行きで大和町からならすぐです。
セブンイレブンのお隣です。
入ってみると落ち着いた空間。
昼間ですが少し暗めのお店の中。
古民家風の天井。
素敵な空間が広がっています。
お店はカウンター8席です。
この日は用事がありまして・・・
お酒が飲めません。
食前のドリンクはワイン以外にもあり、
自家製梅シロップ
大分産すだち
ザクロ
もう1種なんだったかな・・・
この4種をソーダで割ってくれます。
また嬉野さんの冷たい緑茶もあります。
今回は梅シロップのソーダに。
梅の酸味もほどほど。余韻がいいです。
まずは前菜。
それぞれ説明をしてくれます。
自家製クッキーで挟んだ豚肉を手で食べられるように仕上げたもの
木組みの中にあるものはゴルゴンゾーラのチーズ
カンパチ、銀杏と生ハム。
上品で、木組みのチーズとか、クッキーのフィンガーフードは見ていて本当におしゃれでびっくり。
素材の味がメインです。
銀杏はくさみがしっかり抑えられています。
こんな料理があるとはと驚きです。
これ、お店のオブジェと思っていましたが、1本だけはポリポリ食べられるスナックです。
鶏のスープとともにいただきます。
スープもこんな感じだとおしゃれですねぇ。
次は大根です。
いろんな大根が出てきます。
中にはお出汁で炊いた大根や大根餅も。
金色の器が映えて、中身を輝かさるのもすごいです。
大根餅、大根の炊いたものも大根のシンプルな味がよく伝わります。
3種のカリフラワーが乗った鶏料理。
ソースが2種、周囲のつぶつぶはピスタチオ。
もちもちとした鶏肉にふんわりしたカリフラワー。
カリカリ感のピスタチオ。
見た目もすごいですが、食感まで楽しめるなんて。
ワインを頼まれている方は、オーナーが料理に合わせてワインのおかわりを勧めてきます。
パンもオーナー手作り。
ちなみに3種あります。
パンはお願いしたらおかわりもらえますよ!
ソースまできれいに食べきりたいならパンは必須。
バターは志賀島のわかめが。
オリーブオイルは長崎県産のものを。
パンの付け合せだけでも贅沢です。
魚料理は旬のイトヨリダイです。
これだけ先に食べてしまいまして・・・
皮をうまく焼いて、その予熱で身をふっくら仕上げたものです。
そばの野菜はキャベツ。
イトヨリダイは身がホロホロ崩れてとろけていくような感じ。
ラストの料理が牛の頬肉の煮込み。
赤ワイン仕立てです。
殆どの料理に言えることですが、無理してナイフとフォークを使う必要はありません。
お箸も用意されており、肉も箸を入れるだけで簡単に取り分けられるレベルです。
そこまで行き届いたお店です。
今度の付け合せは里芋とトリュフです。
里芋は本当に周りがカリッとするような感じ、中はふっくら。今までにこういう食べ方はしたことありません。
ちなみにオープン当初はパンを5種焼いていたそうです。
今は3種。
魚のときに出てきた黒いパンはちょっと香りが強め。
肉のときに出てきたものはモチモチ感あるもので、きれいにソースまで取りやすいものでした。
最後は柑橘のタルトとシャーベットです。
柑橘はそれぞれ
晩白柚
きんかん
すだち
タルトの下部はしっとり系ではなく、あえてザクザク感があるものに。
シャーベットはりんごをすりおろしたものを液体窒素でシャーベット状に。
デザートはお楽しみタイムがあるから、お店で確認してくださいね。
1人で行ってもオーナーの素敵なお話など聞けます。
お隣の人と気が合えば混ぜてもらえるようなお店の雰囲気です。
見た目も料理も話も楽しいです!
きっとしあわせな時間を過ごせることでしょう。
restaurant mamagoto←インスタ
福岡市東区筥松3丁目12−20
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